
「まだ赤ちゃんなのに保育園に入れるなんて、かわいそうじゃない?」
「ママが働きたいからって、そんな小さくから預けるの?」
これ、私が実際に言われた言葉です。
0歳児での保育園入園。
誰よりも悩んで、葛藤して、涙したのは、他でもない“親”である私たちですよね。
この記事では、私が実際に息子を0歳で保育園に預けたリアルな体験談を中心に、
・よくある「かわいそう」の声
・0歳入園のメリット・デメリット
・実際に感じた後悔と良かったこと
・入園前にやってよかった準備
など、包み隠さず本音でお話ししていきます。
同じように「預けるかどうか」で悩んでいるママやパパの参考になれば嬉しいです。
私のプロフィールと家庭状況


まず、簡単に私の状況をお話ししますね。
- 30代ワーママ
- 子どもは2人(長女:年長、長男:1歳)
- 週4事務職でパート勤務中
- 保育園激戦区(大阪市内)在住
- 長男は生後6ヶ月で認可保育園に入園
当時は「仕事は辞めたくない」「でも赤ちゃんと離れるなんて無理…」と、毎日悩んでいました。
「0歳で保育園なんてかわいそう」と言われたときの気持ち


身内からも、友達からも、「えっ、0歳から保育園?」「そんなに小さいのに?」と、いろんな反応が返ってきました。



そのたびに胸がギュッと苦しくなりました。
自分の中に「やっぱり私ってひどい母親なのかな…」って気持ちが芽生えたりして、正直、罪悪感でいっぱいになってしまったこともあります。
でも、いろんなママたちと話したり、自分の子どもを見ていて、少しずつ「かわいそうって誰の価値観なんだろう?」って考えるようになりました。
なぜ0歳で入園させることにしたのか?


我が家の場合、以下の理由から0歳入園を選びました。
① 育休後に職場復帰したかった
職場から「早く復帰してくれ」と言われていて、私も家にいるのがしんどくなっていたので復帰しました。
夫の収入だけでは生活がギリギリだったのも正直な理由の一つです。
② 子どもが保育園で成長できると感じた
上の子のときに保育園での成長をたくさん見てきたので、「赤ちゃんでもいい刺激を受けられる」と思えたのも大きかったです。
実際の0歳入園スケジュールと慣らし保育の様子


うちの息子は生後6ヶ月で4月入園。慣らし保育は4月上旬からスタートしました。
抱っこで預けて、泣きながらも先生の腕で揺られてたらしい
ミルクタイムまで過ごす。先生いわく「泣きながらも抱っこされてウトウトしてた」
少し泣く時間が減り、ごきげんに過ごせるようになった。
ごはんも食べて帰ってくる。私の心が軽くなったタイミング
夕方のお迎えまで元気に過ごせるように!
最初は泣いてばかりだったけど、少しずつ保育士さんの顔を覚えて、笑顔も増えてきました。
入園して良かったと感じたこと5つ


① 刺激が多く、子どもの成長が早い!
お友達や先生と関わる中で、「あれ?もうこんなことできるようになったの?」と驚くことが何度もありました。
入園時はまだ歩けなかった息子が、今は保育園を走り回っていて感慨深くなります。
② 生活リズムが整う
保育園に通い始めてから、朝昼夜のリズムがすごく安定しました。
夜もよく寝てくれるようになり、私達夫婦もだいぶ楽に。
③ 人見知りしにくくなる
先生や同じ月齢の子と関わるおかげで、人見知りが少なかったように感じます。
今でも人見知りはあまりしません。
④ ママのリフレッシュ時間ができる
これが一番大きかった!
少しの間でも「1人の時間」ができたことで、気持ちの余裕が生まれました。
⑤ パパとの分担意識もUP
送り迎えを通して、パパも「育児に参加してる感覚」が強くなったように思います。
今では晩ごはんで使った食器を洗ってくれたり、家事もしてくれるようになりました。
正直「かわいそうかも」と思った瞬間もあった


もちろん、良いことばかりじゃありません。
- 朝、泣きながら預ける姿を見たとき
- 熱が出て呼び出されたとき
- 「ママ、ママ」と言われる時間が減った気がしたとき
そんなときは、「あぁ、やっぱり早すぎたかな…」と不安になることもありました。
でも先生の笑顔で迎えられる息子を見て、保育園で楽しそうに遊ぶ様子を聞くたびに「この子なりに、ちゃんと自分の世界を広げてるんだな」と思えるようになりました。
0歳入園で後悔したこと・困ったこと3つ


① 慣らし保育期間の仕事調整が大変
職場に復帰する予定日の数週間前から、半日だけしか預けられない状況が続くので、復帰のタイミングを柔軟に調整する必要があります。
② 呼び出しが多い(特に風邪や熱)
0歳児は免疫力がまだまだ。
最初の数ヶ月は月に何度も発熱で呼び出されました。
③ 圧倒的に準備品が多い
おむつ・着替え・食事用エプロン・ガーゼ・ミルク・哺乳瓶の乳首…とにかく荷物が多い!
毎晩の準備と保育園への持ち運びが意外と大変でした。
0歳で預けるためにやってよかった準備


- 哺乳瓶や粉ミルクは園で使うものと同じものに慣れさせておく
- 園の名前つけ作業は早めに&お名前スタンプ活用!
- 予備の服・スタイは多めに買っておく
- 慣らし保育前に「午前中だけの外出」に慣れておく
- 預けるときの気持ちの整理(日記に書くのもおすすめ)








「かわいそう」の声にどう向き合う?


「かわいそう」って、言ってる人の価値観なんですよね。
でも、子どもを見ていて思うんです。
保育園でたくさん笑って、
先生とハイタッチして、
お迎えに行くとニコッと笑って抱きついてくる。
この子はこの子なりに、ちゃんと愛されて安心して過ごしてる。
だから、「かわいそう」じゃない。
「がんばってるね」「すごいね」「よく寝たね」って、たくさん褒めてあげようと思いました。
まとめ


0歳から保育園に預けることに、正解も不正解もないと思っています。
大切なのは「その子がその環境で安心できているかどうか」。
そして、ママやパパが笑顔でいられること。
私は0歳で息子を保育園に預けて、たくさん泣いて、悩んで、後悔もしたけれど、それでも「これでよかった」と今は胸を張って言えます。
もし今同じように悩んでいる方がいたら、どうか自分を責めずにいてください。
あなたとお子さんにとって、いちばん良い形が見つかりますように。
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