赤ちゃんが長く寝ない!なぜ寝ない?ママパパ必見の対策5選
赤ちゃんがなかなか長く寝てくれず、ママやパパも寝不足でクタクタ……そんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか?
0~1歳の赤ちゃんの睡眠には個人差がありますが、適切な環境や習慣を整えることで少しずつ長く眠れるようになることが期待できます。
今回は「赤ちゃんが長く寝ない」原因と、その対処法を5つ詳しく解説します!
赤ちゃんが長く寝ない原因とは?

まず、赤ちゃんが長く寝られない原因を知ることが大切です。それには以下のような理由が考えられます。
- 睡眠サイクルが短い
- 昼夜の区別がついていない
- お腹がすいている・オムツが濡れている
- 寝かしつけの方法が習慣化していない
睡眠サイクルが短い
赤ちゃんの睡眠の特徴
赤ちゃんの睡眠は大人と比べて「浅い眠り(レム睡眠)」の割合が多く、睡眠周期が短いという特徴があります。
- 新生児(0〜3ヶ月) → 約40〜50分のサイクル
- 乳児(4ヶ月〜1歳) → 約60分のサイクル
- 大人 → 約90分のサイクル
つまり、赤ちゃんは1時間未満で眠りが浅くなり目が覚めやすいのです。
特に生後3ヶ月頃までは、眠りが浅い時間が多いため「ちょっとした音で起きる」「眠りが途切れる」ことがよくあります。
対策
- 寝る環境を整える(暗く静かな部屋にする、ホワイトノイズを活用)
- トントンやおしゃぶりで寝かしつける(浅い眠りのときにサポート)
- おくるみで包んで安心感を与える(新生児の場合)
赤ちゃんの睡眠サイクルに合わせて、上手にサポートすることが大切です。
昼夜の区別がついていない
体内時計が整うまでの流れ
赤ちゃんはお腹の中にいるときはママの生活リズムに影響を受けています。
そのため、生まれてすぐは昼と夜の違いが分からず24時間のリズムが未発達です。
生後6ヶ月頃までの変化
- 0〜1ヶ月:昼夜の区別なし(授乳・おむつ交換のたびに起きる)
- 2〜3ヶ月:少しずつ昼間に起きる時間が増える
- 4〜6ヶ月:夜に長く眠れるようになってくる
つまり、生後3ヶ月頃までは「夜だから寝る」という習慣がまだ育っていないため、長く寝るのが難しいんです。
昼夜の区別がついてくると、夜にまとまって眠る習慣ができやすくなります。
お腹がすいている・オムツが濡れている
赤ちゃんは「快適でない」とすぐ起きる
赤ちゃんはちょっとした不快感でも目を覚ましてしまうことがあります。
- お腹がすいている(胃が小さく、一度にたくさん飲めないため空腹になりやすい)
- オムツが濡れている(湿った感覚が不快で眠れない)
- ゲップが出ていない(飲んだ後にお腹が苦しくなる)
- 暑すぎる・寒すぎる(体温調節が未熟なため、快適な温度でないと眠りが浅くなる)
対策
- 寝る前にしっかり授乳・ミルクをあげる(寝る直前よりも少し前に飲ませる)
- オムツはこまめにチェックする(特に夜間は吸水性の高いオムツを活用)
- ゲップをしっかり出す(特にミルクの場合は、寝る前にしっかりゲップを出す)
- 適温に調整する(室温は20〜22℃、湿度は50〜60%が目安)
不快感を減らしてあげることで、赤ちゃんはぐっすり眠れるようになります。
寝かしつけの方法が習慣化していない
寝る前の習慣が大切
赤ちゃんは「いつ寝るのか?」が分かりにくいとスムーズに寝つけません。
毎日決まった流れで寝る習慣をつけることが大切です。
決まったルーティンを毎晩同じ順番で行うと、赤ちゃんは「この流れの後は寝るんだ」と理解しやすくなります。
ではここからは、赤ちゃんが少しでも長く寝られるようにするための対処法を紹介していきます!
赤ちゃんが長く寝るための対処法5選

昼夜のリズムを整える
赤ちゃんは生後3ヶ月頃まで昼夜の区別がついていません。そのため、意識的に昼と夜の違いを教えてあげることが大切です。
具体的な方法
- 朝は太陽の光を浴びさせる(朝起きたらカーテンを開けて自然光を取り入れる)
- 昼間は活動的に過ごす(遊びやお散歩で刺激を与える)
- 昼寝は明るい部屋で(夜との違いを明確にする)
- 夜は部屋を暗くし、静かに過ごす(間接照明を使い、落ち着いた環境を作る)
昼と夜のリズムが整うと、夜にまとまって寝られるようになる確率が上がります!
寝る前のルーティンを作る
「寝る前の流れが毎回バラバラ」という場合、赤ちゃんは次に何が起こるか分からず、不安を感じやすくなります。
毎晩同じ流れで寝かしつけることで、赤ちゃんは「これをしたら寝る時間だ」と理解しやすくなります。
おすすめのルーティン
- お風呂に入る(ぬるめのお湯でリラックス)
- 授乳・ミルクをあげる(満腹で安心する)
- 絵本を読む or 子守唄を歌う(落ち着いた時間を作る)
- 部屋を暗くする(眠る環境を作る)
- 静かにトントンして寝かせる(抱っこや添い寝をしながら)
ポイントは「毎日同じ順番で行うこと」です。赤ちゃんに「この流れ=寝る時間」と認識させましょう。
寝る環境を整える
赤ちゃんが快適に眠れる環境を作ることも大切です。
- 室温:20〜22℃(寒すぎず、暑すぎず)
- 湿度:50〜60%(乾燥しすぎないように)
- 光の調整:夜はできるだけ暗く(豆電球や間接照明ならOK)
- 静かな環境:騒音を減らす(ホワイトノイズを活用するのも◎)
- 寝具の見直し:通気性の良い布団やスリーパーを使用
ママやパパの匂いがあると安心する赤ちゃんもいるので、ガーゼやタオルを近くに置いておくのもおすすめです♪
ねんねトレーニングを取り入れる
「抱っこしないと寝ない」「おっぱいがないと寝られない」という場合、寝かしつけの習慣を見直す必要があります。
ねんねトレーニング(スリープトレーニング)を取り入れると、自力で眠れる力がつき、長く眠れるようになります。
ねんねトレーニングの方法
- 眠くなったら布団に寝かせる(完全に寝る前に置く)
- 少しの間、そっと見守る(泣いてもすぐに抱き上げず、様子をみる)
- トントンで落ち着かせる(優しく背中やお腹をトントン)
- 徐々に一人で眠れるようにする(少しずつ見守る時間を増やす)
無理に一気に変えようとせず、赤ちゃんのペースに合わせてゆっくり進めるのがポイントです。
寝不足のときはママパパも休む
赤ちゃんが長く寝なくても、ママパパが無理をしてしまうと育児が辛くなります。
- 赤ちゃんが寝ているときに一緒に寝る(昼寝でもOK!)
- 家事は最低限にする(完璧を目指さない)
- パートナーや家族に協力を頼む(ワンオペ育児にならないように)
- 自治体のサポートを活用する(ファミリーサポートや産後ヘルプなど)
育児は一人で頑張らず、周りに頼ることも大切です!
娘と息子の睡眠事情

我が家の娘と息子は正反対。娘はよく寝て息子はあまり寝ません。
娘は新生児でも夜通し寝る子でした。気づくと8時間寝たりしたので、途中で起こしてミルクをあげていたくらいです。
また寝つきもよく、ミルクをあげるとすぐに寝てくれたので寝かしつけは楽でした♪
反対に息子は神経質なところがあるのか、少しの物音で起きる・暗くないと寝ない・眠いとギャン泣きで大変でした。
娘が楽すぎたのでギャップに耐えきれず、寝かしつけが怖くなって産後うつになったほどです…
夫が育休を取ってくれたので2人で試行錯誤しながら寝かしつけをした記憶があります。
私たちが実践したのは、
- ホワイトノイズを流す
- おくるみを着せる
- 騒音や明かりに気を付ける
などいろいろ調べてこの方法で寝かしつけしていました。
今は娘5歳・息子1歳ですが、やっぱり娘は1人でスッと寝て息子はトントンしないと寝ません。
これはもう生まれつきの性質なんですかね…

息子は夜間ミルクをあげないようにしてから、夜通し寝ることが多くなりました!(たまに泣いていますが…)
おわりに
赤ちゃんが長く寝られるようになるための5つの対処法を紹介しました。
すぐに変化が見られなくても、コツコツ続けることが大切です。
赤ちゃんのペースに寄り添いながら、無理なく試してみてくださいね。



少しでもママパパの負担が軽くなりますように!
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