赤ちゃんの便秘、何日経ったら病院?便秘の原因・解消法・予防策を徹底解説!
赤ちゃんの健康を守るうえで、便秘は多くのママ・パパが直面する問題のひとつです。
「赤ちゃんが何日もうんちをしていない」「お腹が張って苦しそう」「機嫌が悪くてぐずる」そんな悩みを抱えていませんか?
この記事では赤ちゃんの便秘の原因、効果的な解消法、便秘を予防するための方法を詳しく解説します!
赤ちゃんの便秘とは?

赤ちゃんの便秘とは、便が長期間出ない、または排便時に苦しそうにしている状態です。
しかし赤ちゃんの便の回数は個人差が大きく、必ずしも毎日出ないからといって便秘とは限りません。
目安として、以下のような状態が続く場合は便秘の可能性があります。
- 排便時に痛がる・泣く
- 便が硬くコロコロしている
- お腹が張って苦しそう
- ミルクや母乳の飲みが悪くなる
特に、1週間以上排便がない場合や血便が見られる場合は、速やかに医師の診察を受けましょう。
赤ちゃんの便秘の原因
赤ちゃんの便秘にはさまざまな原因があります。
水分不足
赤ちゃんの体は小さく、水分バランスが崩れやすいです。
特にミルクや母乳以外の水分をまだ摂取しない時期は、便が硬くなりやすくなります。
母乳・ミルクの種類
母乳とミルクでは便の硬さが異なります。
母乳育児の場合、便が柔らかく頻繁に出ることが多いですが、ミルク育児の赤ちゃんは便が硬くなりやすい傾向があります。

「ほほえみ」は便秘しやすいとXで見たので「はいはい」に変えてみたら、便の出が少し良くなった気がします!
食事の変化(離乳食の開始)
離乳食を始めると、食物繊維が足りないと便秘になりやすくなります。
特に白米やパンなどの炭水化物中心の食事ばかりになってしまうと、便秘の原因になります。
運動不足
赤ちゃんは成長するにつれて、運動量が増えて腸の動きも活発になります。
しかし、寝たままの時間が長い赤ちゃんは、腸の動きが鈍くなりがちです。
自律神経の未発達
赤ちゃんの腸はまだ発達途中のため、腸の動きが不安定なこともあります。
これが便秘の原因となることがあります。
赤ちゃんの便秘を解消する方法


便秘を解消するためには、次のような方法を試してみましょう。
お腹のマッサージ
赤ちゃんのお腹を優しくマッサージすることで、腸の動きを促進できます。
- のの字マッサージ:おへそを中心に「の」の字を描くように優しく撫でる。
- 足こぎ運動:赤ちゃんの両足を持ち、自転車をこぐように動かす。
水分補給
母乳やミルクを適切に与え、離乳食期の赤ちゃんには白湯や麦茶を少しずつ与えるとよいでしょう。
食物繊維を増やす(離乳食期の赤ちゃん)
便秘がちな赤ちゃんには、以下の食材を取り入れるのが効果的です。
- さつまいも
- かぼちゃ
- バナナ
- ヨーグルト
- ほうれん草
ベビーマッサージ・体を動かす
運動不足を解消するために、赤ちゃんの体を積極的に動かしましょう。
綿棒浣腸
どうしても便が出ない場合は、綿棒浣腸を試す方法もあります。
綿棒にオイルをつけ、肛門に軽く刺激を与えることで排便を促します。



娘が便秘気味で赤ちゃんの頃はよく綿棒浣腸をしていました。
赤ちゃんの便秘を予防する方法


便秘になりにくい体質を作るために、以下の点を意識しましょう。
バランスの良い食事
母乳・ミルクの時期はしっかり水分を摂り、離乳食期には食物繊維が豊富な食材を取り入れましょう。
適度な運動
ハイハイや歩く練習を積極的にさせることで、腸の働きを活発にできます。
お腹のマッサージを習慣化
毎日マッサージをすることで、腸の動きをスムーズに保つことができます。
便秘が続く場合は病院へ


以下のような場合は、自己判断せず小児科を受診しましょう。
- 1週間以上排便がない
- 便に血が混じる
- お腹が異常に張っている
- ぐったりしている
- 嘔吐がある
赤ちゃんの便秘は成長過程の一部としてよくあることですが、長期間続く場合や苦しそうな場合は医師の診察を受けることが大切です。
まとめ
赤ちゃんの便秘は多くのママ・パパが経験するものですが、正しい対処法を知っていれば安心です。
- 便秘の原因を知り、適切なケアをする
- 食事や水分補給に気をつける
- 運動やマッサージを取り入れる
- 便秘が長引く場合は病院を受診する



赤ちゃんの健康を守るために、日々のケアを心がけていきましょう!
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