春が近づくと、多くのご家庭で話題にのぼる「慣らし保育」。
初めての集団生活に向けて、お子さんもママパパもドキドキですよね。
- 「うちの子、大丈夫かな?」
- 「どのくらいの期間で慣れるの?」
- 「泣き叫んだらどうしよう…」
そんな不安を抱えるママパパさんのために、この記事では慣らし保育の基本情報・心構え・スケジュールの一例・乗り越えるコツを、2児の育児経験を持つ私の意見も取り入れて、たっぷりお伝えします。
慣らし保育とは?

慣らし保育とは、保育園に通い始める子どもが新しい環境に少しずつ慣れていくための期間のことです。
最初は1〜2時間だけ預けてだんだん時間を延ばしていき、最終的に通常の保育時間(6~8時間など)に移行します。
慣らし保育の目的は、単に「保育園に慣れる」ことではなく、
- 保育士さんとの信頼関係を築く
- 新しい生活リズムを整える
- おうちの人と離れることに慣れる
- 親の心の準備をする
というように、子ども・親・保育園すべてがスムーズにスタートを切るための大切なプロセスなのです。
慣らし保育の一般的なスケジュール

園によって異なりますが、多くの場合1~2週間程度が一般的です。
以下は、ある認可保育園のスケジュールの一例です。
日数 | 登園時間 | お迎え時間 | 内容 |
---|---|---|---|
1日目 | 9:00 | 10:00 | 保育士と遊ぶ、ママと一緒 |
2日目 | 9:00 | 10:30 | 短時間の母子分離開始 |
3日目 | 9:00 | 11:00 | おやつまで |
4日目 | 9:00 | 12:00 | 昼食まで |
5日目 | 9:00 | 13:00 | 昼食+午睡前まで |
6日目 | 9:00 | 15:00 | 午睡+おやつ |
7日目 | 9:00 | 16:00 | 通常保育時間に近づく |
もちろん、お子さんの様子に応じて延長・短縮されることもあります。

いとこの子どもは保育園になかなか慣れず、慣らし保育に1ヶ月程かかったと言っていました。
我が家の場合
我が家では娘は1歳半と2歳・息子は6ヶ月の時に慣らし保育をしました。
どちらも初めての保育園に始めは戸惑っていましたが、自然と慣れてきて予定通り2週間で慣らし保育は終わりました。
親の私は早く保育園に子どもを預けて働きたかったので



早く慣らし保育終わらんかな~
と、のんきに過ごしていました。笑
6ヶ月で保育園に入園することになった息子の時は、離乳食の食べたものをリスト化することが大変で、産後の頭で必死に今まで食べさせたものを思い出していた記憶があります。
また毎月食材が追加されるので、その食材を食べさせるのも大変でした。
主にベビーフードを使用していたので、手作りが苦痛で本当にしんどかったです…
慣らし保育の心構え


泣くのは当たり前と心得る
多くの子どもが、初日から号泣します。
これは「愛着形成がうまくいっている証拠」。
親と離れることが不安なのは当然です。
泣かれると不安になるかもしれませんが、「この涙は成長の一歩」と前向きに受け止めて。
子ども以上に親がドンと構える
親の不安は、子どもに伝わります。
送り出す時は笑顔でハキハキと。
「行ってらっしゃい!ママは○○してくるね!」と、明るく短くお別れしましょう。
比べない
隣の子が楽しそうに登園しても、焦らないで。
子どもの性格や成長段階はそれぞれ違います。
「うちの子のペース」を大事にしましょう。
子どもが泣き止まない時の対処法


慣らし保育中、泣いてばかりの子どもを見ると不安になりますよね。
でも大丈夫。保育士さんたちはプロです。
以下のような工夫で、少しずつ慣れていけることが多いです。
- お気に入りのぬいぐるみやタオルを持参
- 「ママはお迎えにくるよ」と安心させる声かけ
- 毎日のルーティン(登園前に絵本、音楽など)を決める
「泣いていて可哀想だから」といつまでも園にとどまっていると逆効果!
保育士さんにお子さんを引き渡したらサッと園から出ることが大切。



お子さんもママパパも不安ですよね…でもそのうち自分から教室まで走り去っていくから大丈夫!笑
慣らし保育をスムーズに進める7つのコツ


生活リズムを事前に整えておく
遅寝遅起きはなるべくNG!
保育園のスケジュールに合わせて、1〜2週間前から早寝早起きを習慣化しましょう。
園での持ち物を子どもと一緒に準備する
「これ持っていく?」「お名前ついてるかな?」と、一緒に用意することでワクワク感UP!
保育士さんに正直に相談する
「夜泣きがあります」「まだご飯を自分で食べられません」など、どんなことでも遠慮せず伝えましょう。
無理にお別れを長引かせない
子どもが泣くからといって何度も戻るのは逆効果。
「バイバイ!」と笑顔で手を振るのがベスト。
帰宅後はたっぷり甘えさせてあげる
「今日はがんばったね!」「ママも会いたかったよ」と、スキンシップの時間を大切に。
自分の心もケアする
ママパパ自身も、初めての環境に不安を感じて当然。
カフェで一息・誰かと話す・日記を書くなど、自分も労わって。
子どもを信じてあげる
最初は泣いても、ほとんどの子が1週間〜1ヶ月で落ち着きます。
「うちの子なら大丈夫」と信じてあげてください。
よくあるQ&A


実際の体験談


ここからは慣らし保育を経験したママさんのポストを見ていきましょう。
洗礼を受けている方や先輩ママさんのアドバイスなど、様々なポストがありました!
まとめ


慣らし保育は、親にとっても子どもにとっても大きな一歩。
でも大丈夫。どんな子も、どんな親も、必ず慣れていきます。
泣いても、戸惑っても、笑顔の登園ができる日が必ず来ます。
どうか、自分とお子さんのペースを信じて、焦らず、無理せず、一歩ずつ進んでくださいね。



これから慣らし保育に挑むお子さん。ママパパさん、応援しています!
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